お友だちから借りて ここのところがむしゃらに見ていたのがこの『イニョン王妃の男』。
張禧嬪一派の策略により廃妃された仁顯王后の復位のために奔走したキム・ブンド。
摩訶不思議なお札を手にしたことから朝鮮時代と300年後の現代を行き来して歪みの起きてる史実を元に戻そうとするわけで。
そんな彼が現代で知り合ったのが無名女優のチェ・ヒジン。
彼女は無名ながら“新・張禧嬪”というドラマのイニョン王妃役に抜擢。
ヒジンがブンドの素性を信じて助けることから胸キュンのラブストーリーが始まるわけです。
何が気になるって、このドラマの主人公たちが実際の恋人同士になる過程ですよ!
最終回放送記念のファンミでユ・インナへの気持ちを告白したチ・ヒョヌ。
普通、ドラマが終わってから何となく意識して…な~んて言う人たちが多い中、撮影終了後まもなくですよ!
どこら辺から感情移入しまくって演じてたのかと思って。
で。
見てみた結果。
分からん…自分が没頭し過ぎて

楽しかったの。
最初、何だ~~この朝鮮時代と現在の行ったり来たりは

と、設定について行けなかったんだけど…
よく練られてるわ~~と思う。
歴史の幾重の塗り替え方法にしても、キム・ブンドの現代への馴染みっぷり、記憶の蘇りもなかなかのもの。
最終的にハッピーエンドにするためにはどうするのか。
そこ、難しいじゃないですか、こういうタイムスリップ先での恋愛なんか。
自らが存在した時代で過ごすのが当然なんだけど、どうしても離れられない場合…
どうしても離れられないと言っても、自然之理に反するとすれば何もなかったことになって、で、そっくりな人と出会って恋が始まるとか?
私、それって好きじゃない筋書きです。
だって~~~所詮似てるだけの相手じゃん、その人じゃないわけでしょ。
顔だけ似てたらええんかい

とテーブルひっくり返してしまうわ。
でも、そーじゃなかった。
命を守る代償としてすべてを失うのが道理だと悟り、自分がいるべき時空で逃げ回る生き方をしていたボンドに訪れたお札に勝る強い願い。
そしているべき場所に落ち着く愛。
ボンド、散々捜し回ったと言うけれど、どこをどう捜すとテレビ局の視聴室に辿り着くのよ~~~とか、びしょ濡れだったのにパシッとしたスーツ姿で現れたな~~スーツが乾くほど捜し回ったのか…嬉しい気持ちで突っ込んだりして。
なかなかお洒落なエンディングだったわ。
タイムスリップものと聞いて、どうしても『屋根部屋の皇太子』とカブるな~なんて最初思ったんだけど、イ・ガクは戻ったり再度現れたりするわけじゃないから全くカブってなくて…
ガクたちは文明の利器に目ん玉飛び出るほど吃驚して失敗をいくつか繰り返してたけど、ボンドはやたらスマート(ここは“やり手”と言うべきか?)で1を教えて10を知るタイプ。
端折りっぷりが見ていてスッキリ。(右往左往もそれはそれで滅茶苦茶楽しいのだけど

)
ユ・インナ!
恋する乙女な姿も可愛かったし、ボンドと会えなくなったと知って苦しみまくる姿もすっごく良かった。
ヒョヌの告白から二週間も返事を保留して、で、結局交際することにして皆にも報告してくれたわけだけど。
撮影中から実は気持ちを感じてたって話してたでしょ?
そりゃ~~見てる側もボロ分かりだわと納得。
自分だけ「これはお仕事、お仕事」と割り切って撮影してたんなら、行く行くは演技派大女優になれるよ。
そりゃ~ちゃんときめられた台詞があって、所作も指示されてカメラの前に立ってるんだろうけど、メロメロオーラは誰にでも向けるわけじゃあるまい。(『最高の愛』でユン・ゲサンにはそんなじゃなかったもんな~~)
完全にヒョヌ君はメロメロにされていて、終わりに近づくほどキスシーンは勿論、ヒジンに触れる指の先にまでキム・ボンドだけではなくチ・ヒョヌの感情が乗り移ってるようでした。
インナの顔が小さいのか、ヒョヌの手が大きいのか…
ヒジンの顔をすっぽり包んで顔を近づけるシーンに何度ドキドキしたことか。
久しぶりに気持ちが優しくなるラブシーンを見たな~~って思いました。
現在、ヒョヌ君は兵役中ですね。
ちゃんと二人は逢ったりしてるのかしら?
ユ・インナの男をちゃ~~んと出来てるの?
まだ1年半以上もあるのかな?でも、2年なんてあっという間だから…是非静かに静かに愛を育んで行って欲しいと思います。
そうそう。
ずーーーーっと見ていて。
ハン・ドンミンってどこかで見たことあるんだけど、誰だったけ…と思いながら検索もせずに最後まで放置していたけど。
『笑ってお母さん』(『運命の誘惑』)のヨヌか~~~~~キム・ジヌ!
言われてみれば…
(*´Д`)=3ハァ…キャラが違うとまったく思い出せない…やられましたよ。
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